接骨院とは 治療内容 保険の流れ
■ 接骨院は、厚生労働省から柔道整復師に認められた正式な医
療機関で、保険が適用となる傷病(ケガ)に対して同省の定
める療養費受領委任払制度にて保険施術を行っています。
■ 柔道整復師とは、ケガ(傷病)の治療に対する国家資格をもっ
たスペシャリストです。
■ 接骨院において保険が適用となる傷病(ケガ)に対して、健康保険を用いて施術致します。
*受診の際は必ず健康保険証をお持ちください。
■ 接骨院において保険が適用となる傷病(ケガ)とは、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)の
いずれかで、原則として @加害者がいない A治る見込みがある B慢性でない(急性)という条件
を満たしたものが対象となっております。
そのため、いつ・どこで・何をして傷めたのかという情報が大切になります。
*骨折と脱臼の施術については、医師の診断と同意が必要となります。(応急処置は除く)
■ 施術の基本的な内訳は、『電療 + 温/冷罨法 + 手技』 となっております。
■ 病院や二か所以上の接骨院(整骨院)を併用して保険施術を受けることは認められておりません。
■ 急性の傷病(ケガ)が対象であるため、長期にわたる施術は認められておりません。
よって、目安とされる期間を超えた場合や、保険施術ではこれ以上の改善が認められない状態とな
った場合には、保険外施術へのご案内や他医療機関への検査依頼等もさせて頂いております。
* 外傷に伴い、負傷付近に内出血斑が起こることがございます。
* 皮膚に吸着させて用いる治療機器を使用した場合、皮膚を吸引する性質上、施術箇所に水疱が起こ
ることがございますが、これは予見不可能事象に該当する為、予めご了承およびご同意ください。
尚、水疱が出来た場合は必ずお伝えし、感染症予防の応急処置を取らせていただきます。
* 上記の内出血斑や水疱自体は数日〜数週間で自然に消失・修復がなされますが、靴ズレ等と同じく
その後に炎症後色素沈着へ移行するケースがございます。
* 当然ながら色素沈着は健康を脅かすことはなく、一般的には数か月、長くても一年以内で自然消滅
してまいりますが、ごく稀に消えるまでに数年かかる場合や色素沈着が残る場合もございますので
予めご了承およびご同意ください。
(cf:色素沈着が起こった際にご不安で堪らないという方は、早期の皮膚科受診をお勧め致します。
ただ、お薬やレーザーなどの治療自体が刺激となり、返って色素沈着を助長させる恐れもあること
から、上記にもございます通り、時間が経過して炎症が治まれば生理的に自然消失するものである
為、病院によっては『何もしない』という治療を選択するところも少なくないようです)
■ 保険の流れのイメージ図です。
■ 厚生労働省からの指導により、初めて受診される方はもちろん、継続施術中の方も毎月初めに
保険証を提示していただく決まりになっておりますので、必ずご提示ください。
■ 当院では厳正に保険負担金を徴収させていただき、領収書を発行いたしております。
(衛生材料・外用薬・テーピング・コルセット等固定具・自費施術につきましては、別途自費にて
徴収させていただきます。)
■ 領収書は医療費控除に使えます。そのため再発行は致しかねますので大切に保管してください。
■ 領収書発行の際に、個別の療養費の算定項目が分かる明細書を無料発行いたしております。
(明細書は施術内容に関する情報が記載されるものです。発行を希望されない方はスタッフまで
お申し出ください)
■
皆さまの加入されている保険組合や協会・市町村から、傷病(ケガ)の施術内容について、手紙
や封書等で照会を求められる場合があります。
当院では法令に従い、カルテは過去5年間分まで保管しておりますので、ご不明な点はご遠慮なく
お申し出ください。
* 医科とは異なり、柔道整復においては現在のところ、マイナンバー保険証のお取り扱いは致して
おりません。お手数ではございますが、従来の保険証をご持参下さります様お願い申し上げます。